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【要注意】高齢者の食事中に出る鼻水には、こんな危険が潜んでいた!

食事中の鼻水が続く?高齢者にとって、何か危険のサインかも!

どーも!お団子団長です!

老人ホームなどでは、珍しくもなかったりしてしまうのですが、高齢の方で食事中に何度も何度も、鼻をかんでいたり、介護者が鼻水を拭いているようなことありませんか?

 

なんで高齢者で食事中に鼻水が出る人が多くいるのか?

今回はそんなテーマで見ていきます。

食事中に鼻水がでる理由は?

 

 

高齢者の食事中の鼻水が続く際に考えられる原因

考えられる原因は無数にあるため、ここで断定はできませんが、高齢者で鼻水が出る際によくお医者さんに言われる原因をいくつか紹介していきます。

 

 

 風邪

 「ここ数日で鼻水が出始めた」なんて人は、風邪を1番に疑うと思います。

 『風邪』と言ってしまうと、症状がとんでもない数になってしまいますが、いわゆる『風邪症状』と言われる咳、頭痛、発熱などが鼻水と一緒に見られる可能性が高くあります。

 

 

 アレルギー

「高齢者はか花粉症になりにくい」という話を聞くことがよくありますが、0ではありません。

 また、花粉症以外にもハウスダストなどにより、アレルギー症状が出ることはあります。

それによって「アレルギー性鼻炎」を引き起こしてしまい、鼻水が出始めてしまうことがあります。

 

鼻水と一緒に出やすい症状は、クシャミ、鼻詰まり。耳や喉、目の痒みを伴うこともあり、人によっては頭痛や倦怠感を伴うこともあります。

 

 

 誤嚥性肺炎

老人ホームで気をつけなくてはいけないのがコレ!

食べ物や飲み物、唾液などを飲み込む際に上手く飲み込むことができず、それらのモノと一緒に気道に細菌が入り、肺炎になってしまいます。

 

症状は鼻水の他に、咳や発熱といった、風邪症状が見られることが多くあります。

 

 

 老人性鼻漏(ろうじんせいびろう)

アレルギーでも風邪でもないけど、何故か鼻水がずっと続いている。なんてことがよく高齢の方で見られますが、この老人性鼻漏の可能性もあります。

 鼻の粘膜には本来、水分を吸着する機能があるのですが、加齢とともにその機能が衰えてしまうことで、粘膜が水分を吸着しなくなってしまいます。

そうすると、吸着されなかった水分が鼻から出てきてしまうということが起こります。

 

症状は、サラサラした鼻水のみ。その他の症状が見られないのが老人性鼻漏の特徴です。

 

 

食事中の鼻水が高齢者にとって危険な理由

なんとなく予想できる方が多いかもしれませんが、よく鼻水で受診した際にお医者さんに言われるのが

「鼻水が喉のほうにいって誤嚥しないように気をつけてください」

っということを言われます。

 

自分で鼻水が鼻の中に溜まり始めたら、すぐにティッシュで鼻をかめる方はいいのですが、高齢の方の中には、自分では鼻をかめなかったり、鼻の中に鼻水がたまり始めているのに、気がつかないで、お話しを続けている方などがいます。

 

そうすると、お医者さんが心配するように、鼻水が喉のほうに流れていき、上手く飲み込めずに『誤嚥性肺炎』になってしまうリスクが出てきてしまいます。

 

特に食事中の鼻水は、食べ物と一緒になり、余計に誤嚥のリスクが増える為、注意が必要です。 

 

 

鼻水が続く人!早めの受診とそれまでの対処法

鼻水が止まらない時は受診する

まず、どんな理由であれ、鼻水が続いていたら、勝手な判断はせずにお医者さんに相談することをオススメします。

 

そのうえで、受診に行くまでの間、鼻水や鼻詰まりは辛いですよね?

全員に効果が出るわけではありませんが、簡単にできる鼻水対策をいくつかやってみて、効果が有れば、受診に行けるまでの間は、それでしのいでみてください。

 

換気

ハウスダスト対策です!

換気をするに越したことはないので、アレルギー性鼻炎の方以外でも、やっておくといいと思います。 掃除ができていないようなら、同時に掃除も必要です!

(ただし、花粉症の可能性があるなら、かわいそうなので控えてくださいね!)

もし、空気清浄機があるなら、お部屋で使ってみて様子を見るのもいいでしょう。

 

鼻を温める

これは『老人性鼻漏』の方に効果がある方法です。

鼻を温めることで血液循環を良くして、鼻の粘膜の温度をあげるという方法です。具体的には次のような方法があります。

 

  • マスクをする
    うっとうしくて外してしまう高齢の方はたくさんいるので、難しい場合もあります。

  • 蒸しタオルで鼻を温める
    介護をされている方がやる場合には、温度に注意してください!
    リラックスできる程度の温度で!

  • 手先、足先をお湯で温める
    手先や足先を温めることで、交感神経を刺激することが有効な場合があるそうなので、試して見てください。

  • 運動で身体を温める
    これも、高齢の方となると、限られてしまいますが、もし鼻水が出ていても元気で、少し散歩等ができるようで有れば、身体を動かしてみるのも手です!

 

無理に寝させない、頭を高くする

 これに関しては、食事の際とは関係ありませんが、鼻水が出てダルそうだからといって、お爺ちゃん、お婆ちゃんをベッドで休ませるというご家族がいますが、必ずしも休ませた方が良いわけではありません。

 もし、鼻水が詰まって苦しそう、横にすると座っている時より酷くなる可能性がある 等の状況であれば、お医者さんにかかるまでは、少し座って過ごすようにしましょう。

 どうしても横にならないと辛いという場合は、なるべく頭を高くして、鼻水で溺れてしまうような状況を作らないようにしてください。

鼻水が喉に行かないように、頭を高くして寝かせる


 

まとめ

1、鼻水の原因には次のようなものが考えられる(一部にすぎません)

 風邪、アレルギー、誤嚥性肺炎、老人性鼻漏  等々…

2、高齢者の鼻水は肺炎のリスクにつながる場合がある。

3、病院受診で原因を知ることが大事。

 それまでの間は、換気や、鼻を温めることで少しでも楽な方法を探す。

 

 

高齢者で鼻水が出てしまうのは仕方ないと思い、半ば諦めている方がいるかもしれません。
鼻水自体が恐いというよりも、そこからの誤嚥、誤嚥性肺炎が恐いのです。
食事中の鼻水でお困りの方。
時間を作って、お医者さんに相談することをおすすめします。

 

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byお団子団長

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