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自宅でもできる!老人ホームでのインフルエンザ対策!

自宅でもできる!老人ホームでのインフルエンザ対策!

どうも!お団子団長です!

今回のテーマは『インフルエンザ対策』!介護に関わる人はこの季節、自分が感染すれば介護をしている高齢者も感染してしまう!とヒヤヒヤする嫌〜な時期ですよね?

予防をしっかりして、出来る限り感染を防いでしまいましょう! 

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インフルエンザはどのくらい流行っている?

 東京都の報告を見ると、2019年12月9日〜12月15日の1週間で患者報告数は次の通りです。

 

東京都内の報告数 6972人/週

 

これが、定点あたりという、決まった病院からの報告なので、実際はこれ以上の数、しかも、東京都内の1週間だけで役7000人なので、47都道府県で考えたら、とんでもない数の報告です。

高齢者はインフルエンザにかかると危険!

 高齢者がインフルエンザにかかると危険という話をよく耳にすると思います。

これを聞くと、高齢者がインフルエンザにかかりやすい!と勘違いする方もいますが、実際、感染数だけで見ると、学校等に通っている若い世代の方が圧倒的に感染数が多く報告されています。

 数は少なくても、

  • 若者に比べて回復力が弱い
  • 肺炎や脱水など、他の病気に繋がりやすい

というのが危険な理由です。

実際、厚労省が出している資料で、重症になりやすい人とは「65歳以上で持病のある人」と記載されており、特に呼吸器、心臓などに持病がある人は、肺炎につながり死に至ることも珍しくないとまで書かれています。

 

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高齢者が注意する感染経路

 インフルエンザには2つの感染経路があります。どのような流れでインフルエンザウィルスが体内に入ってくることになるのかを見ていきます。

 

飛沫感染

 インフルエンザに感染している人との会話やくしゃみなどで飛沫が飛び、周りの人が吸い込むことで感染すること。

 

接触感染

 インフルエンザに感染している人の咳、クシャミ、鼻水などがテーブルや手すりなどにくっつき、それを健康な人が触ってしまい口に運び、感染してしまうこと。

 

 

自宅でもできる老人ホームの感染予防!感染対策!

 前項に書いた「感染経路」を遮断することが感染予防につながります。

では、具体的に老人ホームで実践している感染予防と対策をご紹介します。

 

手洗い、うがい

 当たり前ですが、水でサッと流すだけではなく、必ず15秒以上かけて石鹸を使用して洗いましょう!

手のひら、甲、爪、指の間、手首まで全てです!

 手洗いがいい加減でうがいをすると、手についていたバイキンが口に入りかねません。また、共有でタオルを使用するようなことがあれば、集団感染の原因にもなりかねません。

 

そして、可能な限り、自分用のハンドタオルやハンカチを使用して手を拭く。

ハンドタオルは頻回に新しいものに変える。

もしできるのであれば、お金はかかりますが、使い捨てのペーパータオルを使用してください!

老人ホームでは基本的にペーパータオルを使用しますし、私が働いている地域では、実地指導でタオルは共用で使用しないように指導が入るほどです。

 

私の記事は、厚労省からの資料を参考に作ることが多いのですが、別のサイトで、うがいをする際の「うがい薬」について調べてみたところ『イソジンうがい薬』のサイトで「あのインフルエンザウィルスにも効果を発揮します」と言い切っている文章を発見しました。

大手メーカーですので、信頼性は高いでしょう。

うがいをする際にはできるだけ、うがい薬の使用もオススメです!

 
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消毒!方法と消毒すべき場所

 インフルエンザに有効なのは次のようなものです

 

多くの老人ホームでは、手指消毒にはアルコールを使用。手すりやテーブルの消毒には次亜塩素酸ナトリウムを使用しています。

 

 

お家だと、次亜塩素酸ナトリウムは馴染みがないかもしれませんが、高齢者や児童施設では、インフルエンザだけでなく、ノロウィルスにも効果があるとされており、多用されています。

 

消毒する場所について

 飛沫感染接触感染から考えると、次の場所は最低限、消毒する必要があります。

私の老人ホームでは、毎食前と夜間(みんなが寝た後)に次亜塩素酸ナトリウムの消毒液で消毒をしています。

 

必ず消毒すべき場所

  • テーブル
  • 椅子
  • 洗面所(水道の触れる部分も含む)
  • 手すり
  • ドアノブ
  • 職員のロッカー、下駄箱

基本的に、触れる頻度が高いところと考えるのがBESTです!

ちなみに、夜間の消毒の際は、次亜塩素酸ナトリウムを霧吹きでリビングと廊下一帯を練り歩きながら噴霧しています!

 

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外からの侵入を防ぐ!

 老人ホームでインフルエンザに感染するというのは、面会者、職員が感染して施設に持ち込んでしまう。受診で病院に行った際に感染してくる。というのがほとんどです。

これらを防ぐための対策もしておきましょう。

  1. 職員の手指消毒徹底とマスク着用
  2. お客さんには手指消毒とマスク着用をお願いする
  3. 入り口での検温(できれば)
  4. 受診時はできるだけ内科の待合室から離れる

3番の「入り口での検温」は、私が仕事で他の施設に行った際に実践していました。

話を聞くと、37度後半の熱がそこで発覚する方がちょくちょく出てくるそうです!

今は、おでこにレーザーのような光を当てて、1秒ほどで検温できるので、集団感染を防ぐには必要だと思います。

 

 

自宅で効果的な感染予防

私が、お医者さんに聞いた、自宅でできる一番効果的な感染予防は

『帰宅後、そのままお風呂に入る』

ことだそうです!

 

老人ホームでこれは無理ですが、職員がもしみんな、この方法で感染予防できたら、結局は施設にインフルエンザ菌を持ち込むリスクが減るということになるので、実践の価値あり!!

 

自宅で介護をされている皆さんも、もし可能であれば、お爺ちゃん、お婆ちゃんも含めて、夕方、外から帰ったらお風呂へ向かいましょう!

(自宅でお風呂に入れない人も当然いるので、そういう際は、顔を拭いてあげる等がいいそうです)

 

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まとめ

この時期、インフルエンザに自分がかかり、身近に介護が必要な高齢者がいると、気が気ではなくなりますよね?

  • 手洗い
  • 手指消毒
  • うがい薬でのうがい
  • 施設や家の中の消毒
  • マスクの着用
  • 帰宅後の入浴
 

これだけでは防ぎきれません!

しかし、仮に1人感染者が出ても、この予防は集団感染を塞き止める効果もあり、私の施設ではなんとか、同じ部屋の人が次から次へと感染!というのは防げています!

 

事前に出来る限りの予防をして、介護をする人間には一番辛いこの季節を一緒に乗り切りましょう!

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