「もう無理かもしれない」
「この仕事、続ける意味あるのかな」
介護の仕事をしていると、誰でも一度はこんな気持ちになります。
辞めたいと思うこと自体は、決して甘えでも逃げでもありません。
ただし、しんどいときほど選択を間違えやすいのも事実です。
辞め方や考え方を間違えると、あとから自分が一番苦しくなります。
ここでは、介護職を辞めたいと感じたときにこれだけは避けてほしい選択についてお伝えします。
怒りや不満をそのままぶつけて辞める

限界まで我慢したあと、最後に爆発してしまう。
言いたいことを全部言って、スッキリして辞める。
その瞬間は、
「やっと言えた」
「最後に勝った気がする」
そんな気持ちになるかもしれません。
でも、冷静に考えると何のメリットもありません。
介護業界は、退職者が多い業界です。
その分、人づての情報も驚くほど早く広がります。
「感情的に揉めて辞めた」
「怒りをぶつけて去った」
こうした話が、新しい職場に伝わる可能性はゼロではありません。
事実かどうかよりも、
「扱いづらそうな人かもしれない」
という印象を持たれてしまうこと自体が、デメリットです。
辞めること自体は悪くありません。
ただ、辞め方で自分の評価を下げる必要はないんです。
本音は、紙やスマホのメモに全部吐き出せばいい。
職場では、淡々と、静かに去る。
それだけで、次の選択肢を守れます。
次の仕事を決めずに退職してしまう

「とにかく今の職場から離れたい」
その気持ちが強すぎて、何も決めないまま辞めてしまう。
これも、よくあるパターンです。
一度休むこと自体は悪くありません。
ただ、準備がないまま辞めると、
- 収入が途切れる不安
- 焦って転職先を選んでしまう
- 「早く決めなきゃ」という思考になる
こうした負の連鎖に入りやすくなります。
結果として、
「前よりマシそう」
「とりあえずここでいいか」
という理由で選んだ職場が、また合わない。
辞めたい気持ちが強いほど、
次を決めてから動く
この順番は意識しておきたいところです。
「どこへ行っても同じ」と思い込む

嫌な職場を経験すると、
「結局、介護なんてどこも一緒」
そう感じてしまうのも無理はありません。
でも、実際はかなり違います。
- 法人の規模
- 立ち上げて何年目か
- 管理職の考え方
- 介護士同士の距離感
- 忙しさの質
少し条件が違うだけで、働きやすさは大きく変わります。
もちろん、完璧な職場はありません。
ただ、
「ここなら、今よりは続けられそう」
「ここなら、少し気持ちが楽かも」
そう思える場所は存在します。
ネットの情報だけで判断せず、
- 見学に行く
- 実際に話を聞く
- 自分の目で確かめる
この一手間が、思い込みを壊してくれます。
転職サイトを比較した記事があるので、転職を考えている人は読んでみてください→
誰にも相談せず、一人で決めてしまう

辞めたい気持ちを抱えながらも、
「弱音を吐いちゃいけない」
「自分で決めなきゃ」
そうやって一人で抱え込んでしまう人は多いです。
でも、視野が狭くなっているときほど、判断は偏りがちになります。
- 同僚
- 信頼できる先輩
- 業界を知っている人
誰かに話すことで、
「辞める以外の選択肢」
「考え方の整理」
が見えてくることもあります。
相談したからといって、辞めなくてはいけないわけではありません。
話すこと自体が、次の一歩を考える材料になります。
辞めるタイミングについて書いた記事もあるので、読んでみてください。
次に読む記事はこれ(悩みごとに記事を書きました)
辞めたいと思ったときこそ、選び方が大事

介護職を辞めたいと思うほど、心も体も疲れているとき。
そんなときに完璧な判断をするのは難しいものです。
だからこそ、
- 感情だけで動かない
- 選択肢を狭める辞め方をしない
- 「本当に嫌なのは何か」を整理する
この3つだけでも意識してみてください。
辞めることは、逃げではありません。
でも、雑に辞めると、あとから自分が困ります。
今の自分を守るためにも、そして次の自分を苦しめないためにも、「どう辞めるか」「どう考えるか」を大切にしていきましょう。