高齢者施設で実践!【3項目】レクリエーションの効果、具体策、本を紹介!

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高齢者施設で実践!【3項目】レクリエーションの効果、具体策、本を紹介!

レクリエーションの効果を知らないままレクリエーションを行うと、効率が悪いということは知っていますか?

レクリエーションはそれぞれ、体、頭、心に効果を期待できる内容に分けることができます。

この記事ではレクリエーションの効果について詳しく解説していきます。

読むとこうなる!

・やってるレクリエーションに自身が持てるから、レクリエーションで楽しませるのが上手くなる。
・利用者さんや家族に効果を説明できるようになる→信頼性がかなり上がる
・具体的に効果があるレクリエーションの内容がわかる!

記事を書いてる『お団子団長』とは

  • 相談員歴10年以上
  • 福祉大学 福祉学部 学士
  • 稼働率ほぼ毎月100%でショートステイを10年以上運営
  • 介護系ブログで収益化


お団子団長

レクリエーションの効果を知っておくと、その利用者さん、その環境でどんなレクリエーションをすればいいか明確になるから『意味のある活動』を提供できるよ!

さっそく内容を確認していこうね!




高齢者施設で期待できるレクリエーションの効果

高齢者施設で期待できるレクリエーションの効果

高齢者施設でのレクリエーションは、その場を楽しませるだけが目的ではありません。
身体への効果、脳への効果、心への効果をそれぞれ期待することができます。

この項目で、それぞれ具体的にどのような効果が期待できるのか確認してみてください。


【運動系】高齢者の身体に期待できるレクリエーションの効果

運動系のレクリエーションに身体レベルの意地を期待する人はたくさんいます。
実際に、高齢者の身体機能の維持には運動系のレクリエーションや活動が欠かせないのも事実です。

運動系のレクリエーションで筋力、体力の維持、ストレス解消効果が期待できます。


筋力、体力の維持

高齢者に限ったことではありませんが、筋力も体力も、体を動かさないでいれば、どんどん低下していきます。

若ければ「最近運動不足だから少し体を動かすかな」程度で済むかも知れませんが、高齢になると、体を動かさないことからの悪循環が生まれてしまうことがあります。

運動をしなくなる

関節が硬くなる、筋力が低下する

さらに運動しなくなる

さらに体が動かなくなる

こんな悪循環が生まれてしまいます。

お団子団長

悪循環防止の為にも運動系のレクリエーションは必須だね!

 


ストレス解消の効果

これも、高齢者に限ったことではありませんが、運動はストレスを解消する効果があります。

高齢になることで
・体が動きにくい
・話し相手が減った
・物忘れが気になる


このような理由で自分でも気がつかないうちにストレスを感じていることは多くあります。

お団子団長

ストレスは体に影響が出やすく、また、それが理由で運動をしなくなることがあるから、ストレス面でも運動は大切だね!

 


【脳トレ系】高齢者の脳へ期待できるレクリエーションの効果

・考えること
・指先を使うこと

この2つはレクリエーションで取り入れることで、脳を活性化させると効果があります。

高齢になると・・・・

  • 多くの場合、私たちより指先を使う機会が減っています。
  • 仕事を引退して、考える機会が少しずつ減っていることも考えられます。

こんな環境に対して、レクリエーションで指を動かす、考えるという動作を入れていくことで、脳の活性化を促していきましょう!


【楽しみ系】高齢者の心へ期待できるレクリエーションの効果

レクリエーションは心にも良い効果を発揮します。

心への効果

  • レクリエーション自体を楽しめる
  • コミュニケーションが取り易い環境を作って楽しみに繋がる
  • リハビリとして取り組み、意欲に繋げられる

『楽しみ』や『意欲』を引き出し易いというのも、レクリエーションの特徴です。


高齢者施設で使えるレクリエーションの代表例

高齢者施設で使えるレクリエーションの代表例
Dr.マカロン

さっきの『運動系』『脳トレ系』『楽しみ系』のレクリエーションは、実際に何をすればいいの?

それぞれ、代表的なレクリエーションがあるので紹介していきますね!
施設の種類によって、盛り上がり方に差が出たりするので、自分の施設にあったものをいくつか選んで組み合わせておくと、レクリエーションのスケジュール作成が簡単になりますよ!


運動系の(体を動かす)レクリエーション

運動系レク

  • 体操
  • 散歩
  • 風船、ボール系

大きく分けるとこの3つですが、それぞれやり方は無数にあるので、次の項目で紹介するオススメの本を参考にして選んでみてください。

体操のポイント

1つの体操を繰り返し行うことを午前中に行い、午後にも体操をするとするなら、午後はその都度違う体操を取り入れてみましょう。

体操と言っても体の動かす部位が少しずつ違います。

できるだけ多くを動かして体が固まったり、筋力低下を防ぎましょう。


散歩のポイント

施設内の散歩も、歩行訓練という意味ではいいのですが、できれば外へ出ることをオススメします。

日光浴は10分以上でビタミンDが生成されると言われているので、時間は10分以上を目安にすると、家族などにも散歩の説明がし易いですよ!

日光浴についてもっと詳しく書いた記事があるので、興味がある方はどうぞ。

もっと詳しく
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風船、ボール系のポイント

バスケ、バレー、テニス、ボーリングなど、実際のスポーツを風船や小さいボールでやるレクリエーションに置き換えると、アイディアは結構出てくるはずです。

腕で投げるばかりではなく、足でボールを蹴り合うような内容に変えても運動として効果的です。


脳トレ系の(頭を刺激する)レクリエーション

脳トレ系レク

  • 計算、漢字ドリル
  • オセロ、将棋、囲碁
  • クイズ
  • パズル
  • トランプ、カルタ

上のレクリエーションは1つずつ説明することもありませんね!
クイズに関しては、必ず答えられる問題、悩んで答えが出る問題、難しくて答えを聴きたくなる問題。これらを混ぜると効果的です。

手作業で脳を活性化させるレクリエーション

手作業のレクリエーション

  • 折り紙
  • 塗り絵
  • 貼り絵
  • 習字

手作業系のレクリエーションは指先を動かして、脳を活性化させるのが目的ですが、同時に楽しめるので、すんなり参加してくれることが多いです。

デメリットとしては、手が震える、目が見えにくいなどで参加を嫌がることがあるので注意が必要です。


楽しみ系の(心を安定させる)レクリエーション

楽しみ系レク

  • ハンド、フットマッサージ
  • アニマルセラピー
  • 映画鑑賞
  • 音楽セラピー

楽しみ系、リラックス系のレクリエーションは、職員だけでやるのが難しものもあります。
アニマルセラピーや音楽セラピーは、外部から人を呼ばないといけない場合がほとんどです。

お団子団長

ボランティア等、外部との繋がりは、結果的に利用者さんを楽しませることに繋がるんだよ!

 

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レクリエーションの目的について考えたことがありますか?介護施設で毎日何となく決めた内容をしているより、目的を決めて、計画的に実行したレクリエーションを行う方が、稼働率に明らかな効果が出ます。この記事ではレクリエーションの目的について解説します。

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3冊紹介!高齢者施設でオススメのレクリエーション関連の本

3冊紹介!高齢者施設でオススメのレクリエーション関連の本

ここからは、レクリエーションを行う上で役立つ本を紹介していきます。
かなり有名な本なので、既に読んでいる人も多いかも知れませんが、もし読んでいない人がいたら、1度は目を通しておくと、レクリエーションをする際にかなり役に立ちますよ!

レクリエ

レクリエーションの雑誌といえば『レクリエ』と言えるほどメジャーな、レクリエーションに特化した雑誌です。
メジャーなだけあって、自分が知りたいこと以上の内容、レクリエーションの案や塗り絵などを掲載してくれています。

出版社世界文化社
ページ数116ページ(2021年1•2月号)
価格(2020.12現在)1990円(Amazon)

 

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こうしたらうまくいった! 認知症の人のためのレク&ケア

この本も先ほどと同じ『レクリエ』ですが、いつもの雑誌とは違い「認知症の人にレクリエーションでアプローチする」という事に特化した内容で書かれています。
高齢者施設では1冊置いておきたい本です!

出版社世界文化社
発売日2019/3/5
ページ数104ページ
価格(2020.12現在)1980円(Amazon)

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車いす、片マヒの人もいっしょにできる 高齢者のレクリエーション

ADLがほぼ自立の人へ向けたレクリエーションは、アイディアさえ出せば、ほぼ実行できますが、車椅子や片麻痺がある方は、参加できるレクリエーションが限られてしまうことが多くあります。
この本は、車椅子や片麻痺のかたに向けたレクリエーションを集めた本なので、他の本と合わせて持っておきたい1冊です。

出版社ナツメ社
発売日2013/6/6
ページ数168ページ
価格(2020.12現在)1870円(Amazon)

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レクリエーションの効果がわかったら!高齢者施設で早速実践しよう!

 
今まで
「レクリエーションはただやっていただけ。」
「楽しんでるから何でもいい」

こう考えていた方もいると思います。

楽しませることを1番とするのも素晴らしいことですが、どうせなら楽しませつつ、その人にあった効果を提供できるレクリエーションを組み立てていきましょう。

お団子団長

レクリエーションの効果を考えるときには、体、脳、心の3項目で考えると、レクリエーションを考えるときも企画しやすいよ!
最後に紹介した本も、その3項目を考えながら使うと、さらに効果的に使えるから試してみてね!

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