お団子団長〜明るい介護の小話〜

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介護認定の基準は?介護度が低く出ても諦めないで区分変更した方がいい理由!

 介護認定の基準は?介護度が低く出ても諦めないで区分変更した方がいい理由!

 

お団子団長です!!

特養の介護職員は、そこまで『介護度』を気にして介護をしないかもしれませんが、お家で介護をしている家族にとって、介護度は重要なランク付です!

介護度が低く出て「こんなに低いわけないのに!」と思いながらも、そのままにしている家族も多いでしょう。

 

今回は、そんな介護度でお悩みの方向けの内容です!

 

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[其の1]介護度が低い方がいい人、高い方がいい人

「介護度って高い方が得するんでしょ?」なんていう質問をされますが、決してそんなことはありません!

その人の介護サービス利用状況や、その後の利用したい介護サービスによって変わってきます!

 

介護度が低い方がいい人

 使いたい介護サービスが少ない人は介護度が低い方が得することがよくあります。

多くの方が利用する、デイサービスやショートステイは、介護度が低い方が単価が安く済みます。

デイサービスを1週間に何回か、気分転換に使う程度だったり、ショートステイをお試しで使う程度なら、介護度は低くて問題ないでしょう。

 

 既に特別養護老人ホームに入所している人!

実は、既に入所している場合は介護度が高くてもあまり意味がありません。むしろ、家族としては、単価が上がってしまうというマイナスしかありません。

要介護3以上が出ていれば問題ないでしょう。

 

介護度が高い方がいい人

 前項の『低い方がいい人』の逆にはなりますが、サービスをたくさん使いたい人は、介護度を上げないと、サービスの量を増やせない場合があります。

 もう一つ、『特別養護老人ホーム』の入所を検討している人(これから申し込む人)!は介護度が高い方が有利です。

有利だけでなく、今の制度では要介護3以上でないと、基本的には特別養護老人ホームの申し込み受付をしてもらえません!

なので、特養を検討している人は、要介護3以上が目安ということを頭に入れておきましょう。

 

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[其の2]介護度の決まり方、基準

既に介護保険の利用を開始している人は、定期的に介護度の見直しがあり、調査の日程を決める電話がかかってきます。

あの人たちが何をしてどうかいごどが決まるのか?を見ていきます!

 

介護度の決まり方

ここでは、介護度の決まり方を簡単に見ていきます。

  1. かかりつけのお医者さんに書いてもらった書類と、調査員が記入した調査票をコンピューターが1時判定。
  2. 一時判定結果と、それらの資料をもとに、『審査会』という会議を行う。(お医者さんや地域のケアマネージャーなどが審査員として出席)
  3. 介護度が決まり、通知が届く。

簡単に言うとこのような流れです。

 

 

介護度の基準

どういう人が高い介護度がでるの?とよく聞かれるのと同時に、身体が動かない人が高く出るんでしょ?といった質問をよくされますが、一応、『介護度』というのは「介護にかかる時間」を分類した段階のことを言っています。

 

例えば

生活のほとんどに介護が必要なくらい身体が悪いけど、頭はしっかりしている。

 っという人と、

歩いたりはできるんだけど、認知症が進行しており、1人にしておけない。

 っといった人がいる場合、後者も当然、介護の時間はたくさんかかります。その辺も考慮した審査ということになっています。

 

Point:私が実際に関わっている方や、過去に関わった方を見ると、やはり、身体介護が多く必要な人(身体が動かない人)の方が、介護度が高く出ているのは間違いありません。

 

↓厚労省のわかりやすいページがあったので貼っておきます!↓

介護保険制度における要介護認定の仕組み

 

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[其の3]介護度が低くでたら、諦めるべきか、再審査を依頼するべきか

 介護度が上がる!と思ったら、低く出てしまって、特別養護老人ホームに申し込めませんでした! ショートステイの使える日数が減ってしまいました! というような話もよく出ます。

 

審査はあくまでも人間が行なっている

 そうです!介護度が出るまでの流れで書いた通り、そこまでに関わる『人』が審査の資料を作成して、それを審査する審査員も『人』なのです。

つまり、考えや物の受け取り方、見方はブレます!

もし、納得のできない結果であれば、不服申し立てをして、再度調査をしてもらうと言うのは有効だと言えます。

 

介護度が上がる!と思っていた

 上がる!と思っていた!というのが重要で、何かしらの理由で介護の手間が増えたということでしょう。

それをしっかりと伝えられていなかったという事がよくあります。

調査員が来た際によくあるのが

  • 本人がいつもよりしっかり受け答えする
  • 家族(介護者)が緊張してしまう

ということ。

知らない人との会話のため、本人が認知症を見せなかったり、調査は昼間だが、認知症の症状は夕方から出てくるということはよくあります!

 いつもはもっと手がかかる!

 夕方以降はこんな症状がでる!

ということをしっかり伝えましょう!

家族が緊張して伝えられなかった・・・ということに関して言えば、調査員との相性もあります。

 

それらを考えてみても、諦めるというのは基本的にはオススメできません。

繰り返しになりますが、納得できなかったら不服申し立てを行いましょう。

 

 

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まとめ

色々と書いてしまいましたが、この記事を書く中で1番伝えておこう!と思っていたのは、介護度を決めるのは『人』が調査して、『人』が集まって審査会議をするということです!

あなたは立てますか?

という質問一つでも、その場で立てれば「立てる!」と判断することもあれば、夜はめまいが酷くて立てない人などに対して、介護が必要と判断をすることもあるのです。

 

介護度が低く、特養の申し込みも、サービス利用を増やすこともできなくて絶望的・・・などという人は、諦めないで、担当のケアマネージャーや、地域の介護保険課へ、ぜひ、相談してみてください!

 

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